5月3日から5月6日までの4日間、初歩クラスと一般クラスに分けての練習会を開催しました。毎日参加してくれた生徒も数名いました。当教室は週1回~2回の通塾生が多く、教室で集中的に取り組んでもらうことで上達のコツのようなものを掴めた生徒もいると思います。今回の練習会をきっかけに、間を空けずに練習を継続していきましょう。
今回の練習会には、入会したばかりの年中さんが4日間とも参加してくれました。最初はテキストにシールを貼ったりしながら数字の概念をつかんでもらい、徐々にそろばんで数字を扱う段階に入っていきます。5のかたまりを覚え、最初は数えながら6789を扱っていました。「7は2と5だよ」等の声掛けを続けていると、3日目には形そのものとして6789を扱えるようになりました。10のかたまりになるとそろばんでは(数字でも同じですが)位が変わることを教え、4日目に10の繰り上がりを開始しています。このまま指導できる環境が続いてくれればとの思いは受け入れられず、大型連休は終わっていきました。
今回の連休では、私自身が幼児指導の楽しさを味わうことができました。幼児に限ったことではありませんが、新しく習ったことは次回までに忘れてしまいます。忘れる前にいかに復習できるか、あるいは毎日取り組めるかどうかがポイントです。私自身、そのことを再認識できました。幼児の能力はすごいもので、教えたことをどんどん吸収してくれます。せっかくのそろばん学習の機会です。ぜひ、毎日取り組む姿勢を身につけていきましょう。また、このような練習会の機会はなかなか設定できませんが、可能な方は積極的に参加して上達につなげてください。