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小学校でのそろばん授業

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2026.03.22

3月上旬まで、近隣の小学校を中心に、3年生算数科そろばんの授業を担当してきました。今年度は、外部講師として11校にお邪魔し、約60時間の授業を行いました。1クラス2時間の授業で、教えられる内容は限られます。そろばんの仕組みを理解するのはそれほど難しいことではありません。五だまと一だまを使って1から9までの数を表すことと、十進位取り記数法に基づいた数の表し方は、ある程度の数感覚があれば低学年でも無理なく理解できます。教科書に載っている運指方法を一通り教えることも、2時間あればできると思います。

ただ、それでは私が考えるそろばんの魅力が伝えられません。習い事であればそれなりに当てはまると思いますが、そろばん学習の本質は、反復練習を通じて指を慣れさせることにあると考えています。私は何度も数字の置き払いを繰り返し、口頭での読上算を通じてそろばんで実際に計算する練習をたくさん積んでもらいます。「できるようになってきた」「自然に指が動くようになってきた」これらの感覚は、反復練習をある程度積んで、一つのことが身についてきたタイミングで実感できる喜びです。私はこの「何かを身につける」体験を大切にしたいのです。何かを身につけることの喜びは、知識として理解することの次の段階の楽しさであると考えています。そんな楽しさを一人でも多くの児童に味わってほしいと思っています。

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