各級で新しく習う内容の概略です。
なお、技術的な内容も重要ですが、そろばん学習の本質は自然にできるようになるまで何度も繰り返し身につける経験を積むことにあります。頭で理解するだけでは不十分です。小さいうちにこの学習姿勢の本質をそろばん学習で身につけておけば、学校の勉強にも必ず生きてきます。
ここではそろばん検定試験に沿った項目の説明をしています。暗算学習については別に準備しておりますのでご覧ください。(→ 暗算学習のご説明ページ)
初歩~10級
当教室では、2桁のたしざんひきざんを習い終わるまでの期間を初歩としています。段階を追って進んでいきます。
- 1+2、9-7など単純なたしざんひきざん
- 3+4、7-3など5を使うたしざんひきざん
- 3+8、12-9など10を使うたしざんひきざん
- 5+8、14-9など10を使うたしざんひきざん
- 2桁のたしざんひきざん
「たす3は5をたして2をひく」「ひく9は10をひいて1をたす」など、最初はルールを覚えてもらい、自然に指が動くようになるまで反復練習をしてもらいます。少しそろばん式の計算に馴染んできた頃に、フラッシュ暗算でイメージ訓練を始めます。
9級
72×3などのかけざんを習います。九九をしっかり覚えましょう。
8級
168÷3などのわりざんを習います。「3の段で16に近い数」など、九九の探し方に慣れましょう。
6級
1,674÷31などの「2桁のわりざん」を習います。壁になりやすい級です。つまずいても焦らずじっくりと取り組んでください。
3級
- 2.43×0.1354などの小数を含むかけざん
- 114.816÷8.32などの小数を含むわりざん
- 四捨五入のやり方
- 伝票算
- 応用計算(文章題)
習うことの多い級です。ひとつずつ攻略しましょう。
2級
72,165 – 93,476などのマイナス計算
段位
√139,876 = 374などの平方根の計算(ルート計算、開平と言う)
3√24,137,569 = 289などの三乗根の計算(立方根、開立と言う)